04月05日
「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊」を・・・、すでに2回観て来た(笑)。
ストーリーに関しては、まあ春のオールスター大戦ものお決まりの超展開なのは分かってたので、
ハナっから気にしてなかったけど(笑)、まあそれでも今までの大戦ものの中じゃ、一番楽しめたかな。
それにやっぱり最新作だけじゃなくて、旧作からも多数オリジナルキャストが出演してくれるだけで全然違う。
最新作以外から1号・X・ZX・ファイズ・カイザ・ディケイド・W(ジョーカー)・ウィザード・キョウリュウレッドと結構集めたよなあ。
1号の本郷猛こと藤岡弘、は言わずと知れたライダーの代名詞的存在だから、もう宣伝とかでもバンバン前面に出てたけど、
実際は要所要所以外そんなに出番が多かった訳でもなく、俺的にはXの神敬介とファイズのたっくんとの絡みが、一番の見所だった。
2人のドラマパート割と長かったけど、もっと観てたかった。ファイズは平成ライダーの中でも1・2を争うレベルで好きなライダーだし、
Xもお気に入りだから、もうたまらんかったわ。しかも半田健人も速水亮も、客演自体珍しいからなあ。
ファイズは鎧武・ディケイドと並んで、ほとんど主役格だった。
本作は今まで大戦シリーズで監督やってた人から、別の監督になったみたいだけど、脚本家は同じでも監督が変わっただけで、
演出面とか各客演キャラの原作へのこだわりとかが全然違ったよなあ。
それぞれのキャラが原作に絡むネタをやったり、戦闘シーンでもただの殴り合いだけじゃなく、ちゃんと変身ポーズや各必殺技や
フォームチェンジ等の特殊能力も出来るだけ多くやって"らしさ"を演出してた。
ライダーマンなんて、初映像化のマシンガンアームまで(笑)。
ライダーバトルシーンだと、何かいつもJとカブトがやられてる気がする(笑)。あの2人昭和平成の中で際立った特殊能力があるからだろうなあ。
まあ今回はそれぞれフォーゼとストロンガーを倒してたけど。でもまさかカブトがスカイに倒されるとは(笑)。
たっくんに関しては、洗濯屋とか猫舌とか、ファンならニヤリとする原作ネタをしっかり拾ってるのが好印象。ぶっきらぼうな性格も相変わらずだし。
戦闘面でもアクセルクリムゾンスマッシュ乱舞に、ブラスターフォームに、手首スナップと、ちゃんと見たいものを見せてくれた。
アクセルフォーム前にファイズエッジを無造作に放り投げるとことか、正に"本物の乾巧の変身したファイズ"。やっぱファイズはたっくんじゃないと!
そして本作のファイズは、本人出演とは言え、草加死亡シーンが原作と違ってたっくんが死亡を見届ける等、一応パラレルっぽいけど、
草加の断末魔の泣き言とか、幽霊状態でたっくんに嫌味言うシーンとか、演じる村上幸平の当時と変わらんデビルスマイルと相まってニヤニヤしてしまった(笑)。
まさかこんなとこまで原作のノリを再現してくれるとは最高だわ。んで一連の草加のシーンを見てて、原作の誰にも気付かれず木場に殺されたあの最期の瞬間とか、
草加はどんなこと考えてたんだろうとか、今回みたいに亡霊状態で巧と対面したら、何て言うんだろうとか色々想像してしまったわ。
ホント草加の巧に対する感情は、想像の余地が色々あって複雑だからなあ。
Xライダー・神敬介に関しては、町医者になってたけど、船乗りじゃないのね(笑)。変身シーンに関しては、ちゃんと当時のセタップのパーツをはめ込んでくシーンを、
速水本人がスーツを着て原作通りに最新技術で再現してたのに感動した。当時のイメージを崩さずに見事に再現したものだ。
戦闘に関しても、流石本人を連れて来ただけあって、凄まじい強さだったけど、謎のX型ビーム砲を出したりと、いつの間にか新必殺技を(笑)。
あとは欲を言えば、大変身と真空地獄車を見たかったかな。最新技術でやるとどうなるか興味あるし。
ZXの村雨良は、作戦の一環として暗闇大使になってバダンに潜入してたけど、元々見た目が完全に893だから、違和感全く無し(笑)。
むしろ素に戻ってヒーローになってる時の方が・・・(笑)。何気に菅田俊演じる村雨良の登場って、これでまだたった2回目なんだよなあ・・・。
その意味でも非常に貴重な出演だわ。EDでセスナに乗るシーンがあったのはグッド!
Wに関しては、出演してたのが翔太郎だけだった関係で、登場シーンのほとんどはジョーカーで、いつの間にかWに。
ホント単独変身のジョーカーの設定があって良かったなあ(笑)。まあWに関しては、最近の客演も多いし、翔太郎も相変わらず。
桐山蓮的には、BLACKとRXと戦えて嬉しかったろうなあ〜。
ディケイドもつい最近「SH大戦」や「ウィザード」最終回にも客演したし、そんな久し振りでもない感じ。ただ世界の破壊者としての役目を終えて以降、
最近は肩の力も抜けて良い感じに生意気な正義のヒーローになったよなあ。本作はあのディケイドがたった1人の子供(の幽霊)の願いを叶える為に、
命懸けでバダンと戦ってたと思うとなかなか感慨深い。あとやっぱディケイドの設定は、オールスターものをやる時に、ヒーロー達の架け橋的存在として便利過ぎるわ。
ウィザードは最終決戦に登場しただけだったけど、変身解除したら、ちゃんと晴人本人が登場(笑)。まあまだ1つ前の作品だし出るよなあ。
出番は少なかったとは言え、乱心しかけた巧を敬介と共に諭す等、なかなか美味しい役どころ。晴人も自分の迷いから、
こよみが悪のライダー化した事件を経てるし、巧の迷いも十分分かってるだろうからなあ。
X・ファイズ(ブラスター)・ウィザード(インフィニティ)の3人が同時変身→敵の要塞を破壊するシーンは、組み合わせの異色っぷりも相まって、なかなか凄かったなあ。
3人の共通項って、昭和・平成1期&2期のそれぞれ4番目の主人公ってことかな?あとはファイズ&X→メカニックライダー、ウィザード(インフィニティ)&X→銀の仮面とか。
ファイズ&ウィザードはそれぞれ最強フォームになってたし、このタイミングでXも大変身すれば良かったのに。見た目変わらんけど(笑)。
最新作の「鎧武」チームだけど、一応メイン4人全員出演。ミッチと貴虎兄さんはちょい役だったけど、戒斗は士や翔太郎との絡みもあったし、
本作のギャグ担当だったから、かなり美味しかったなあ(笑)。まさかバロンがジョーカーと組んであの恐怖のRXを倒すとは(笑)。
主役の鎧武に関しては、やっぱりバダンみたいな分かりやすい悪役が相手だと、普通に正統派ヒーローとして成立するキャラだなあ。
初変身で舞と子供を守りながらオレンジスパーキングで銃弾を弾き飛ばすシーンは、ギミックを生かした最高にカッコ良いシーンだった。
反面せっかくのカチドキアームズは、現時点の最強フォームなのにあっさりフィフティーンにやられてたのは残念(笑)。
紘汰は根が単純熱血キャラだからか、士の言う本音じゃない皮肉みたいな言葉を、文字通りに受け取って食って掛かってたのに笑った。
確かに士はしばらく付き合わないと、内面の優しさが分かり難い面はあるけどさあ(笑)。
本作のゲストライダー・フィフティーンは、リメイク版「ザボーガー」に続いて特撮作品に出演の板尾創路が変身。ライダー作品はこれで2作目。
この人はやっぱ狂気に飲まれた役はハマるわ。狂気と言っても、どんな手を使ってでも死んだ息子を生き返らせたいって願いは分からなくも無いし、
これ「ザボーガー」の時にも思ったけど、今回みたいな設定の役を、現実で不幸のあった板尾が演じた時に、
どう言う気持ちで役作りしたんだろうとか、ちょっと余計なことを考えてしまった。
フィフティーンの能力に関しては、要するに平成ライダー第2期も補完したディケイドの上位互換だよなあ。
あの各平成ライダーの面白アームズの数々は、もっと色んな種類見たかったわ。4種類位しか使わなかったし。
そして「ストロンガー」最終回以来登場の初代仮面ライダーの1号こと本郷猛だけど、散々見慣れた1号の姿も、やはり藤岡御代本人が登場となると、
威圧感や風格が全然変わってくるよなあ。流石レジェンドヒーローだ。変身ポーズの力強さとか、変身ベルトの巻き起こす風圧で
平成ライダー15人を圧倒するシーンとか、やっぱ元祖は違うわ。クライマックスの2回目の変身シーンは、
原作再現じゃなくて独自解釈での変身エフェクトだったけど、一瞬旧1号の姿が垣間見えるのは良い演出。
最終決戦では一応キョウリュウレッドとトッキュウジャー5人が助っ人参戦してたけど、まあ正直ほぼ必要性無いよなあ(笑)。
特にキングは何の脈絡も無く、しかも1人で登場して笑った。トッキュウに関しては、先週の鎧武との合体SPを見てれば、
まああの延長で助っ人に来てくれたと思えば、違和感無いかな?(笑)。
それに一応電王のデンライナーとの電車コラボって言う意義はあったし。
ホントは冬の戦隊映画で、キングとも顔合わせしとけば尚スムーズだったよなあ。キョウリュウジャー達はトッキュウジャーの存在知らなかったし。
でもバダン総統を戦隊(ついでに電王)が倒すのはいかがだろう?(笑)。バダン総統の声は、晩年の納谷吾郎ボイスにそっくりでビックリしたわ!
そして投票で決まったらしい最後の昭和と平成の決着シーン。あのバトル自体も別にいらんよなあ(笑)。
つーか完全に無くても成立するし、ほとんどオマケ映像に等しいし。結局のところ終始昭和が平成に因縁付けてるようにしか見えなかったのが。
どうせ昭和勝利映像も、発売されるディスクに入ってるんだろうなあ。最後昭和と平成が和解したところで、
鳴滝がとうとうディケイドにデレたのが爆笑ものだったけど、ほんとあいつ一体何なんだよ(笑)。
本作は悪いところも色々あったけど、良いところもたくさんあって、トータル的にはなかなか楽しめるものだったかな。
個人的にはもう巧と敬介の共演(&草加の嫌味)だけでもお腹いっぱいだったけど。これからまだオールスターものやるのか知らんけど、
小出しでもいいのでまた珍しい顔ぶれを出演させて欲しい。
04月01日
昨日でとうとう「笑っていいとも」が最終回を迎えた訳だが、やっぱり全然実感湧かないよなあ。
12時にテレビ付けたら、普通にやってる気がする。「いいとも」終了って、マジで日本の"お昼"と言う
時間を形成する要素の中で、かなりの大事件だと思うの。
まあ正直俺も社会人になってからは、滅多に観てなかったけど、いざ終わってみたら、喪失感がハンパない。
32年間もやってた番組で、物心付いた時からずーーーっと当たり前のように存在してたから、まずいつか終わるって
発想にすらならないような番組だった。失ってみて、存在の大きさに気付いた感じだよなあ。
大学生の頃は、「ごきげんよう」とセットで、観れる日はほとんど毎日観てたわ。
「いいとも」の思い出を振り返ってみてると膨大過ぎて数え切れない上に、自然と俺の人生そのものを振り返る形になるし
(人生の中で「いいとも」が存在してない期間が無いに等しいから)、例え毎日観てなかったとしても、
安心して存在しているものみたいに思ってたんだろうなあ。当然タモリさんの年齢もあるし、永遠に続く訳ないんだが。
んで昨日の夜の部をリアルタイムで観て、昼の部は録画で観たけど、昼のたけしの文章は、生放送で流すにはヤバ過ぎて
メチャクチャ笑った。最後の最後だからこそ出来たんだろうなあ(笑)。と同時に、いよいよ終わるんだって、恐怖感がたまらんかった。
夜の部は最初の方にタモさんがさんまとトークしてるところに、ウンナン・ダウンタウンが乱入して、そこにとんねるずまで乱入してきたから、
思わず声出して「うおおおおっ!!?」とか言って興奮してしまった(笑)。こんな超豪華メンバーが一堂に会することなんて、多分2度と無いぞ。
ウンナンとダウンタウンはたまに共演してたけど、ダウンタウンととんねるずが共演してるの初めて見たもんなあ(前に一度あったらしいけど)。
いやあ、良いもの見たわ。タカさんが「松本が・・・」とか言ってた時の新鮮さはハンパない。
ホントはもっとこのメンバーでの絡みを見たかったのに、その後すぐ爆笑とかナイナイとかまで来たのが残念。
こいつらじゃ前者3コンビから比べれば格下だし、共演のレア感も無いし。
後半は現レギュラーからのタモさんへの挨拶をやってたけど、あれはちょっと長過ぎたかな(苦笑)。でも中には共感出来る言葉もたくさんあったけどさ。
釣瓶が言ってた「タモリさんは港みたいな人」って言ってたのは本当にそう思う。日本人にとっても、昼の港みたいな人だったよなあ。
32年間平日毎日やってた番組が終了したのってどんな心境なんだろうなあ。同じ境地に達した人が、
世界中にタモさん以外1人もいないから、誰にも分からないな(笑)。
ラストは全員でOPテーマを歌って、締めに「明日も観てくれるかな?」→「いいとも!」で終了したけど、
流石にここは泣きそうになった。まだ実感は湧かないけど、2度と聞けないんだと思うとなあ。
それと同日に「ヤン坊、マー坊、天気予報」、先週金曜に「はなまる」も終わったんだよなあ〜。
天気予報はすでに福岡ではオンエアされてなかったから、最終回を観れず&「はなまる」も最終回なの知らなくて観れず(泣)。
後から知ってヘコんだもん。「はなまる」も大学生の時いつも観てたし、天気予報もガキの頃からずっとやってたものだから、喪失感ハンパねー。
何か色々と時代が変わっていくことを寂しく思いつつも、
タモリさん長い間お疲れ様でした!!本当にこの人は福岡県の誇りだ!!